JavaScriptを実行する

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JavaScriptを実行する

JavaScriptを実行するタスクを追加する

クラウドBOTは、自動操作手順の中で任意のJavaScriptを実行する事が可能です。

  • タスク内の「Script」ボタンをクリックする事で、JavaScriptの入力ウインドウが開きます。

  • 任意のJavaScriptを入力し、OKボタンを押すことで、入力したJavaScriptを実行するタスクが追加されます。

JavaScriptの記述と仕様について

BOT内データの参照について

BOT内のデータとして格納されている値は、${データ名}とすることで参照できます。

「データ参照」ボタンからデータを参照し、Scriptに挿入できます。

jQuery($),Lodash(_)を使用する

※閲覧中ページがロードしているjQueryやLodashを参照したい場合は、window.$、window._を使用します。

禁止文字列について

以下の文字列を含むScriptを実行する事はできません。(大文字、小文字区別なし)

import , require , eval , cbot

JavaScriptの実行結果をデータへ格納する

格納先のデータを選択する事で、JavaScriptの実行結果をデータへ格納する事ができます。

※格納先のデータには、JavaScript内で最後に実行された処理の結果が格納されます。

  1. 格納先のデータのプルダウンで「新規データ」を選びます。
  2. 新規データを選ぶことで、データのタイプを選びます。
  3. タイプのプルダウンでデータのタイプを選びます。(*)
  4. データ名を入力し、OKを押します。

* データ格納する際、格納先のデータを「テキスト」「複数テキスト」から選択できます。

キャストルール

JavaScriptの値をデータへ格納する際に、キャストルールに従って値がキャストされます。

JavaScriptの値 格納先データのタイプ キャスト結果
123 テキスト 123
[1,2,3] テキスト 1,2,3
"123" テキスト 123
["1","2","3"] テキスト 1,2,3
["1","2","3"] 複数テキスト 1,2,3

JavaScript 活用サンプル

操作内容Scriptサンプル
ボタンをクリックするdocument.querySelector('#selector').click()
入力フォームに入力するdocument.querySelector('#selector').value = ${データ名};
不要な文字を削除する
(080-1234-5678 08012345678)
const text = ${データ名};
text.replace('-', '');
正規表現を使用して、パターンで削除する
(2021/11/26 15:13 2021/11/26)
const text = ${データ名};
text.replace(/\s\d{2}:\d{2}/, '');
正規表現を使用して、全ての文字を置き換える
(2021/11/26 2021-11-26)
const text = ${データ名};
text.replace(/\//g, '-');
正規表現を使用して、フォーマットを変更する
(2021-11-26 2021年11月26日)
const text = ${データ名};
text.replace(/(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/, '$1年$2月$3日');
前日の日付を取得する(UTC)const date = new Date();
date.setDate(date.getDate() - 1);
date.getFullYear() + '-' + (date.getMonth() + 1) + '-' + date.getDate();
前日の日付を取得する(JST)const utcDate = new Date();
const jstDate = new Date(utcDate.toLocaleString('ja-JP', { timeZone: 'Asia/Tokyo' }));
jstDate.setDate(jstDate.getDate() - 1);
jstDate.getFullYear() + '-' + (jstDate.getMonth() + 1) + '-' + jstDate.getDate();
Enterキーの押下イベントを発生させるconst input = document.querySelector('#selecter');
const enterEvent = new KeyboardEvent('keydown', { keyCode: 13 });
input.dispatchEvent(enterEvent);
アラート表示を抑制するwindow.alert = function() { return true; };
確認ダイアログの表示を抑制して、OKが選択されるようにするwindow.confirm = function() { return true; };
日付型のテキストボックスをtext型に変換するdocument.querySelector('#selector').type = 'text';
要素内のコンテンツを横にスクロールするdocument.querySelector('#selector').scrollLeft += 100;
エラーを発生させるthrow new Error("エラーが発生しました。");