BOT実行時のエラー原因と解決法について

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ここでは、クラウドBOTをご利用頂いているユーザ様から頂くご質問の中で、特に発生頻度の高いエラーについて、原因と解決方法をまとめています。

waitForSelector timed out 100ms

クリックタスクやコピータスクなど、様々なタスクで発生します。

エラーの内容について

これは、「対象のセレクターを0.1秒待ったけど、見つけられなかったよ」という内容のエラーメッセージです。

エラーの原因について

クラウドBOTはタスクのタイムアウト時間がデフォルトで0.1秒に設定されています。0.1秒以内に画面上から操作対象を見つけ出せない場合に「waitForSelector timed out 100ms」のエラーが発生します。

様々なケースがありますが、主に、画面上にふわっと表示されるダイアログやメニュー、ボタンなどを操作する際に発生するケースが多いです。(専門的な言葉を使うと、非同期処理によって表示を切り替えている箇所で発生します。)

解決策①

多くの場合、エラーが発生するタスクのタイムアウト時間を延ばす事で解消できます。

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解決策②

画面遷移直後などの場合、タスクのタイムアウト時間を延ばしても解決しない場合があります。その場合は必要な時間分の待機タスクを挿入する事で解消できます。

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解決策③

BOTはWEBページの構造を読み込み、指定されたセレクタを基に対象要素を操作します。WEBページの構造が変化した場合、対象要素の位置が変わった事で操作対象を発見できず、「waitForSelector timed out 100ms」のエラーが発生する場合があります。その場合は、再度操作記録を行う事でエラーを解消します。

ストレージ容量を超過しています。

その他表記: "Storege is over." など 様々な表記があります。

エラーの内容について

ストレージ容量が超過していた際のエラーメッセージです。ストレージの利用状況は、コンソール画面「利用状況」で確認できます。

ストレージが超過している場合、以下の主な機能制限があります。

  • BOTエディタでタスクを記録できない。
  • BOTを保存できない。 など

エラーの原因について

以下はストレージを使用します。いずれかがストレージを圧迫している可能性があります。

  1. BOTデータ
  2. 出力値としての実行ログ
  3. テンポラリファイル(一時ファイル)
テンポラリファイルとは… データビューアにデータを入力した際に、ストレージを一時的に使用します。大きなデータを扱った場合などにテンポラリファイルがストレージを圧迫している可能性があります。

解決策

  1. BOTを削除する。*
  2. 実行ログを削除する。*
  3. テンポラリファイルがクリアされる6時間後まで、待つ。
*コンソールのメニューより操作できます。

No matching file

ファイルのコピータスクで発生します。

エラーの原因について

ファイル定義の条件に該当するものがない、条件をクリアできていない等、タスクで定義しているファイルが見つからない場合にこのエラーが発生します。以下のケースが例として考えられます。

  • コピー指定されているファイルの名前が変わっているため、BOTがファイルが見つけられない。

解決策

ファイル名の定義を見直す必要があります。

  • 必須チェックの確認をする。
  • ファイル名の見直しをする。

詳しくはファイル名の定義について、ご確認ください。

Invalid expression

Scriptタスク実行時に出力されます。

エラーの原因について

実行するScriptタスク内に禁止文字列が含まれています。

解決策

禁止文字列を取り除いて下さい。

Scriptタスクの禁止文字列についてはこちらをご確認ください。

上記方法で解消されない場合

誠にお手数ですが、クラウドBOTサポートまでご連絡下さい。

クラウドBOTでは、フリープランからご利用できる無料技術サポートがございます。以下のボタンからお気軽にお問い合わせ下さい。お急ぎの場合はサイト内のライブチャットもご活用下さい。